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『雪ちゃん』 のもとしゅうへい (※サイン本)

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...記憶というのは不思議なものだ。そこにはかならず入口 と出口が用意されている。そのありかはよく目を凝らして も、まずみえない。(本文より)

一匹のもぐらがあけた穴から、老人はかつての暮らしを拾 いあげる。私は日なたの町に降り立って空港を探す。路面 電車は夜を夜の外側へ運ぶ。記憶という、人の中でくぼん だもの。浮かびあがるもの。遠ざかるもの。まばゆい穴を 通り抜けて、時間や場所は、私たちの内側のどこへ向かう のか。だれがそれを導くのか──。はなれたものをたぐり よせる短篇小説。

(著者による紹介文を引用)



著者プロフィール

のもとしゅうへい / Shuhei Nomoto
1999 年高知県生まれ。文筆、イラストレーション、漫画、 出版などの活動を行う。著書にエッセイ集『海のまちに暮 らす』(真鶴出版)、コミック『おばけのおいしいひと休み』
(KADOKAWA)、小説『いっせいになにかがはじまる予 感だけがする』(セルフパブリッシング)ほか。第 1 詩集『通 知センター』(思潮社)で第 30 回中原中也賞最終候補に選 ばれる。東京藝術大学大学院美術研究科在籍。



著者・発行:のもとしゅうへい
初版:2026年1月
B6 変型判(縦 158 ×横 118 ×厚さ 12mm)
168 ページ、並製、小口折り製本

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