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『夜明けと音楽』 イ・ジェニ / 橋本智保 訳
¥2,200
SOLD OUT
(出版社紹介文を引用) 「結局のところ物を書くというのは、よく知っている単語の中に、自分の悲しみを見つけること」 なくなったものの痕跡をたどり、孤独とともに創作する詩人イ・ジェニが綴るエッセイ集。 夜の闇に流れる、長く静かな時間に立ち上がる静謐な26編。 ある夜明けには涙のようにあふれる音楽について語り、またある夜明けには悲しみに満ちたプレイリストを思い出しながら詩を読む。 旅先で遭った不慮の事故、長いあいだ不眠症に悩まされたこと、ロックバンドで音楽に心酔していた二十代の頃のこと。 孤独とともに創作する詩人が、母の最期に立ち会い、イヨネスコやボードレールなど文人たちの足跡をたどり生まれた、詩と散文の境界を行き来するような言葉の記録。 ロングセラーエッセイ『詩と散策』(ハン・ジョンウォン)と並ぶ、“言葉の流れ”シリーズの代表作。 『夜明けと音楽』は、時間の流れという出版社の「言葉の流れ」シリーズ全十巻の十巻目にあたり、本書はその全訳です。しりとりをするように前の著者が次の著者に言葉をバトンタッチをする形を取っており、四冊目の『詩と散策』(ハン・ジョンウォン、拙訳 二〇二三年 書肆侃侃房)から『散策と恋愛』へ、『恋愛と酒』から『酒と冗談』へ、『冗談と影』から『影と夜明け』へ、そして最後を詩人イ・ジェニの『夜明けと音楽』が飾ります。(訳者あとがき) 【著者プロフィール】 イ・ジェニ 이제니 1972年生まれ。2008年、京郷新聞新春文芸によりデビュー。詩集『たぶんアフリカ』『なぜなら、私たちは自分を知らなくて』『流れるように書いたものたち』『ありもしない文章は美しく』を発表。片雲文学賞優秀賞、金炫文学牌、現代文学賞を受賞。 言葉によって世界の細部を書き、消し、再び書くことをとおして、既知の世界と少しは違う世界、少しは広く深い世界にたどり着くことを願っている。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』『七年の最後』(共に新泉社)、李炳注『関釜連絡船』(藤原書店)、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(かんよう出版)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(書肆侃侃房)、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(書肆侃侃房)、チョン・ジア『父の革命日誌』(河出書房新社)など多数。 ・ 著者:イ・ジェニ 訳:橋本智保 装幀:成原亜美(成原デザイン事務所) 装画:Karolina Skórka 初版:2025年11月 四六変形並製、240ページ
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『詩と散策』 ハン・ジョンウォン / 橋本智保 訳
¥1,760
SOLD OUT
(出版社紹介文を引用) 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【本文中に出てくる詩人や作家たち】 オクタビオ・パス/フェルナンド・ペソア/ウォレス・スティーヴンズ/アーチボルト・マクリーシュ/ローベルト・ヴァルザー/シモーヌ・ヴェイユ/パウル・ツェラン/セサル・バジェホ/ガブリエラ・ミストラル/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/カミュ/源信明/ウラフ・H・ハウゲ/エミリー・ディキンソン/アンナ・アフマートヴァ/ライナー・マリア・リルケ/フォルーグ・ファッロフザード/シルヴィア・プラス/チェ・ヨンミ/金子みすゞ/ジョージ・ゴードン・バイロン/ボルヘス 目次 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 著者プロフィール ハン・ジョンウォン (ハンジョンウォン) (著/文) 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 橋本智保 (ハシモトチホ) (翻訳) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。 ・ 著者:ハン・ジョンウォン 訳:橋本智保 装幀:成原亜美(成原デザイン事務所) 装画:日下明 初版:2023年2月 四六変形並製 / 152ページ
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『ユカリロの偏愛秋田ガイド』 ユカリロ編集部
¥1,100
秋田の“日常”を巡る新しい旅のかたち 「秋田に友人が来たら、どこ連れてく?」 そんな話になると一瞬フリーズしてしまう私たちですが、 いわゆる観光地ではなく「ふつうの秋田」なら全力で紹介できるかも! そんなひらめきでつくったのが、本書です。 観光スポットど真ん中ではなくても、ちゃんと旅になる。 秋田で暮らす人ならではの目線で選んだお店やスポット、お店の商品やメニューのほか、そのお店の店主や人に会いに行きたくなるような、秋田市のまちを暮らすように旅ができるガイドブックです。 特長・内容 ・定番の観光地は少なめ。「地元で暮らす私たちの、ふつうの秋田」の魅力を紹介。 ・エリアごとにまとめ、徒歩でまわれるお店を中心に掲載しています。 ・各エリアの章扉に記載されている二次元コードを読み込むとマップにつながり、行きたいところにスッと辿り着くことができます。 ・メモページを搭載。誰かに聞いたオススメや、自分で足したい偏愛をメモして、自分だけの偏愛秋田ガイドに育てることができます。 (ユカリロの偏愛秋田ガイド 秋田市編) ⚫︎秋田駅周辺・千秋エリア ⚫︎通町・保戸野エリア ⚫︎南通・楢山エリア ⚫︎その他のエリア ⚫︎特別編 ⚪︎あなたの偏愛秋田、教えて(秋田市在住の9人に、おすすめを聞きました) (以上、ユカリロ編集部の書籍紹介を引用) 発行:ユカリロ編集部 初版:2025年7月 フルカラー/並製/B5変形/68ページ
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『珈琲夜船』 菅原敏
¥2,200
皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ 祈るよりも歌え その波に飲み込まれ 深い底に沈む前に 菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。 コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。 (以上、版元紹介を引用) 著者:菅原敏 発行:雷鳥社 初版:2024年11月 仕様:上製、B6変形、100P
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『不確かな日々』 星野文月 (※サイン本)
¥1,980
・ 半年間の揺れる日々の記録。 思うようにいかない日々の中で、自分の現在地を確かめるように書きながら暮らした、半年間の記録。 まとまらない気持ちを抱きとめながら、今ここで感じていることに耳を澄まし続けた時間。 『私の証明』『プールの底から月を見る』、me and you little magazine連載「呼びようのない暮らし」を経て綴られた、全編書き下ろしの3年ぶりの新刊です。 (以上、出版社の紹介文より) ・ 著者:星野文月 出版社:ひとりごと出版 装画:木村彩子 装丁:飯村大樹 初版:2025年4月 四六変形(180mm×130mm) / 230ページ
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『山の音符』 深山けもの
¥1,500
岩手を拠点に猟師・鹿骨細工のつくり手として活動する〈けもの舎〉深山けものさんによるエッセイ。 山でのこと、暮らしのことを文と写真とでスケッチのように綴った一冊です。 人も自然のうち。 厳しいものと畏怖ばかりするものでもなく、豊かなものだと都合よく消費してしまうものでもなく、ましてや管理のようなことができるわけでもなく、一種の対等のような関係であるように思っています。 秋田を拠点にする絵画作家・永沢碧衣さんの展示を昨年観た際に、少しだけ輪郭を持って感じられた気がしたことです。 (分野は違いますが、永沢さんも深山さん同様、山での猟と作品づくりを両輪のようにされる作家さんです。) 『山の音符』を読んだあとにも、やはり同じような感想を思いました。 人は人の都合(糧だったり、身を守るためだったり)で動物たちを狩りますし、可愛いもの、役に立つものとして接することもあります。 「襲う / 襲われる」と私たちは言いますが、動物たちにも対等な「都合」はあると思います。 本の中で深山さんは「二本足のけもの」と自分のことを呼んでいますが、とてもしっくり腑に落ちる表現だなと思いました。 人も、動物たちも、あるいは木々や草花も、ひとつひとつ同等なピースとして組み合わさったものが「自然」であり「世界」なのかなと感じました。 自分はちょっとマジメ?な読み方をしてしまったかもしれませんが、山を身近に暮らす人の感じること、思うこと、目にする景色のスケッチ帳をめくるように、朗らかに読めるエッセイでもあると思います。 自然が身近な秋田の人にも、重ねながら読めることが多い一冊ではないでしょうか。 (もちろん、それこそ等しく、どこに住む人にも届いてほしいものでもあります。) 冒頭の章に、印象的であり、象徴的な文がありました。 「私の足跡も山の音符となり、けもの道の旋律と重なり絡み合い、それぞれのラインで独立し共鳴し、誰にも知られぬ音楽として響き合い、その余韻すら雪に消されていく。」 (「山の音符」の章から引用) そしてこれは私の個人アカウントで永沢碧衣さんの展示を見た後の感想として書いたものを。(僭越) 「人の街も自然のうちというのは拡大解釈しすぎなのかもしれないけれど、それでも人の暮らしと、「自然」と人が呼ぶものとは、二つのものとして分けて、対比して話すようなことではなく、関わりあうものごととして捉えたらよいように思った。」 あなたは、自然、世界という景色をどう眺めますか? ・ 著者:深山けもの 発行:けもの舎 初版:2025年月 仕様:105mm × 150mm / 並製本 / 60ページ
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『通知センター』 のもとしゅうへい
¥1,650
(出版社紹介文を引用) 身を守るほど簡単なことはないよと 下着のなかのインターネットが言う (「通知センター」) いま、目と耳をひらき、確かめ、移動することをふたたび覚え直すかのように。直感と論理のあいだを水や光のようにやわらかく行き来する言葉の新鮮な選択と接続。そして自由。ここでは見慣れたはずの日常は、まだ呼び名を持たない真新しい街へと変わる。そのかけがえのない瞬間に届く、詩という未知からの通知とともに。 ――峯澤典子 日々の暮らしと、いくつかの街。記憶と身体はしずかに移動をつづけ、あらたな叙景に物語がやどる。待望の第1詩集。装画=まちだリな、装幀=戸塚泰雄 ・ 著者:のもとしゅうへい 装幀:戸塚泰雄 装画:まちだリな 初版:2024年8月 四六判並製 / 112ページ
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『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』 のもとしゅうへい
¥1,980
その港町が僕のことを追い出したとき、すでにひとつの冬がおわろうとしていた。一方その頃オフィスビルに住む老人は、バス停を押す女は、名前のないワニは、インターネットの予備校生は──。透明な移動が曖昧な身体を運び、見知らぬ他者の生活を静かに貫くロードムービー。(帯文より) ・ 著者:のもとしゅうへい 初版:2023年12月 A5判変形 / 238ページ / 上製本
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石原弦詩集 『聲』
¥2,585
・ 庭文庫を運営するふたりではじめて出版社「あさやけ出版」からはじめてだす本です。(詩集『聲』と詩集『石』同時発行) 飄々として しずかで 土の匂いがする 20年間豚を育てながら 静かに毎日を見つめてきた男の はじめての詩集 本文ページがはじまる前に、一枚手透きの美濃和紙を使用し、透明感のある本になっています。 今まで弦さんが30年あまり書き溜めてきた詩たちです (※出版社様紹介文より引用) ・ 著者:石原弦 造本:新島龍彦 出版社:あさやけ出版 初版:2020年10月 165mm×185mm / 丸背上製糸かがり製本 扉に美濃手漉き和紙を使用 / 168ページ
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『珈琲の表現』 蕪木祐介
¥1,980
SOLD OUT
「たかが」珈琲に全てを捧げる、 注目の喫茶『蕪木』店主・蕪木祐介氏による書き下ろし。 実直に綴られる珈琲の淹れ方・嗜み方をものにすれば、 「されど」珈琲の魅力を存分に味わえます。 いわゆる「珈琲の入門書」ではありません。 豆を何g挽いて、何℃の湯温で、何cc抽出する。 この通りに淹れれば美味しくなりますと謳う本ばかり。 誰かが決めたレシピをなぞるだけでは、あまりに味気ない。 一息つきたい時、ぱっと明るい気分の時など、 その時々の感情に合わせた一杯、 そして、大切な人に振る舞う一杯を、 自在に表現するための「淹れ方」に特化した本です。 ちょっとした抽出の理屈が分かってしまえば、 自分の好む味に仕上げることができます。 抽出時に起こっている現象を意識し、理解することが肝なのです。 著者が日々悶々と考えている珈琲のあれこれ、閑談も収録。 喫茶店を愉しむためには? 現在の珈琲市場での流行は? 珈琲のルーツとは? あらゆる側面から、珈琲の嗜み方をご提案します。 新たな定番となりうる珈琲の淹れ方・嗜み方の本。 (雷鳥社さまHPより引用) ・ 著者:蕪木祐介 初版:2019年4月 A5判 / 160ページ
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『チョコレートの手引』 蕪木祐介
¥1,760
魅惑の嗜好品、チョコレートを知る本 一本の木に実るフルーツのカカオが、一体どのように加工されてチョコレートになるのでしょう? 本書ではその全工程を写真とイラスト満載で詳しく解説。また、チョコレートの歴史、カカオの主要生産国を豊富な資料とともに紹介しています。数々の生産地を巡る著者による、ペアリングやドリンクレシピなどチョコレートの愉しみ方のコツもお教えします。奥深いチョコレートの世界をすみずみまで知ることができる、まさにチョコレートの手引書のような一冊です。 (雷鳥社さまHPより引用) ・ 著者:蕪木祐介 初版:2016年2月 A5判 / 160ページ
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『KISSA BY KISSA 路上と喫茶ー僕が日本を歩いて旅する理由』 クレイグ・モド / 今井栄一 訳
¥2,500
(版元説明を引用) 東京から京都を結ぶ、全長一千キロの旧中山道を徒歩で歩いた。 東海道を歩いた。熊野古道を、伊勢路を、歩いた。いつも一人で。 郊外の寂れた町々、農村、パチンコ・ロード、そして喫茶店と人びととの会話。 すべての長距離ウォークとは、結局のところ、世の中のおかしなことや馬鹿げた政治世界への抗議運動である。道を歩いているとき人は、目の前に広がるありのままの世界と対峙することになる。そこには抽象的なものなどひとつもない。注意を怠らずにいれば、一マイル、一マイルを身体で感じられるし、自分の目の前に「社会の姿」が立ち上がってくる。 喫茶店から喫茶店へと足を運び、アメリカンを飲み、ピザトーストを食べ、自分の中にこの喫茶店巡りの歌が、こだまのように響いているような気がする。それがなんの歌かはわからない。どれくらい歌が続くのかも不明だ。でも、この歌の響きと、喫茶店の存在そのものが、僕の気持ちをつなぎとめていた。 (本文より) 喫茶店。パチンコ店。田園。山道。シャッターの降りた商店街。 アメリカ人である著者が徒歩で古き良き日本の街道を歩き、見つめた失われゆく日本の姿を、写真とテキスト、そしてたくさんのコーヒーとピザ・トーストとともに文化考現学的視点で捉えた、日本在住の作家・ライター、クレイグ・モドによるまったくあたらしいロード・エッセイ。 2020年に彼が英語版で自費出版した『KISSA BY KISSA』を、当店出版部より装いも新たに日本語版として刊行。日本版独自のあとがきを追加。 The Japanese edition of KISSA BY KISSA, published by Craig Mod in 2020, will be published by our store on November 25. International shipping will be available. The first pre-order will be signatured by Craig. B6版・仮フランス装・160ページ Craig Mod クレイグ・モド/ 作家、写真家、歩いて旅をする人。 1980年、アメリカ・コネチカット州生まれ。2000年より日本在住。 著書に『Things Become Other Things』(2023年)、『Kissa by Kissa 日本の歩き方』(2020年)、『Koya Bound 熊野古道の8日間』(2016年)、『僕らの時代の本』(2015年)、『Art Space Tokyo』(2010年)など。『The New York Times』『Eater』『The Atlantic』『The New Yorker』『WIRED (米国版と日本版)』などに寄稿・執筆。 ・ 著者:クレイグ・モド 訳:今井栄一 発行:BOOKNERD A6版 仮フランス装 160ページ
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『坂巻弓華 寓話集』 坂巻弓華
¥2,420
・ 目から毛が生える呪いにかかった男の子のお話、にんじん5本を売るうさぎのお話、ラムネパンを売るお父さんねことこどもねこのお話……などなど、お話しと挿絵ともに画家・坂巻弓華さんの手による、不思議で、ナンセンスで、じわりと味わい深く、すとんとした読後感のある8篇が収められています。 装丁も佇まいよく、本棚に収めて背表紙をみせても、ベッドサイドやソファーに無造作に置いておいても、よい景色になってくれそうな一冊です。 ・ 著者:坂巻弓華 発行:BOOKNERD 初版:2024年2月 四六判 / 148ページ
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『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』 くどうれいん
¥1,000
小説・短歌・児童書執筆など幅広く活躍されている作家のくどうれいんさん。こちらは俳句をタイトルにした食にまつわるエッセイです。 本のタイトルを見てもわかるとおり、食べることが大好きと公言されているだけあって食の描写がとっても細やか。読み手は実際には食べてないけど美味しいと思えるのが不思議です。日々楽しいことだけじゃない。苦しいことももちろんある。でも料理が心を救ってくれる。「食べることは生きること」をまさに体現されている方だなと思います。 読み終えるころには「あれ?私、れいんさんとお友達だったっけ?」と思えるくらいとても身近な存在になっているはず。 * 著者:くどうれいん 発行:2022年 BOOKNERD 105mm × 150mm / 78ページ
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『コーヒーを、もう一杯』 早坂大輔
¥1,870
岩手県盛岡市にある書店「BOOKNERD」の店主、早坂大輔さんの著書です。 盛岡は喫茶店がとても充実しており、来店されるお客様にも度々おすすめしていたそう。この本は早坂さんが思いを寄せるお店達を尊敬・愛しさ・思い出などとともに丁寧に向き合いながら紹介しています。 私たちもこの本を読んだ後、ずっと気になっていた喫茶店「未完成」へ行きました。そのことを早坂さんにお話したところ「ぼくはクレープをテイクアウトで買うんです。2階の席もいいんですよね。」と他愛もない会話のいとぐちに。情報を与えるだけではない、人と人とのコミュニケーションが生まれる、そんな本だと思います。 * 著者:早坂大輔 発行:2023年 BOOKNERD B6版 / 72ページ / ソフトカバー
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『本ばかり読んできたけれど。』 早坂大輔
¥1,500
・ 何かに急き立てられるように、今まで生きてきた人生の自戒を込めて、ここ数年はほんとうに本ばかり読んできた気がする。かつては自分の体を通りすぎてゆくだけだったそれは、成分や滋養、それに少しばかりの毒が自分のなかに蓄積され、 腹にたまっていくようになった。だがそれは、読み手としての成熟とはいかず、ただいたずらに読むことの年月を重ね、歳を取ったことと、子を授かり、 親としての生育の義務を与えられたことが関係している気がする。 (本文より) 『羊をめぐる冒険』『夕べの雲』『娘の学校』『惑う星』……。生活、戦争、子育て、夫婦、商い、社会、環境、地球。ブルーにこんがらがったまま放り投げられた、惑いながら牛のように進むブックエッセイ。 BOOKNERD店主による、書き下ろし9篇(新聞連載3篇含む)を収録した、読書と思索を行ったり来たりする、日記のように書かれた読書エッセイ。 (紹介文より引用) ・ 著者:早坂大輔 発行:BOOKNERD 初版:2024年6月 B6判 / 48ページ
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『いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。』 早坂大輔
¥1,870
岩手県盛岡市にある書店「BOOKNERD」の店主、早坂大輔さんが選んだ本について綴られた14編のエッセイ集。 “ぼくは本を媒介に何かを語ろうとしている” (あとがきより) 甘酸っぱいあの時の気持ち、お子さんに寄り添う優しさ、旅先の異国の空気感、大切な人たちへの思い…。「本」を軸に描かれる早坂さんの物語はまるでショートフィルムのように心地のよい光景が浮かびます。 * 著者:早坂大輔 発行:BOOKNERD 105mm × 178mm / 68ページ
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『生活は物語である 雑誌『クウネル』を振り返る』 木村衣有子
¥2,200
(版元紹介文を引用) 上京して半年も経たない2002年春、クウネルの表紙には大きく「ここから始まる私の生活。」との文言が記されていた。それよりも小さく、誌名の上にちょこんと配置されており、以後、76号までずうっと掲げられるキャッチフレーズ「ストーリーのあるモノと暮らし」よりも、そのときの私には、響いた。 「都市における革新性に対して再発見されたローカルにおける保守性の新しさ」と、ツバメ田中さんは口早に言い「宛先がわからない雑誌だったからこそ、僕のような本来手に取らないはずの存在にまで届いたんですよね」と続けた。それから少しだけ間を置いて、こう言い直した。 「僕にとって初期クウネルは、年代、世代、性別を越えた空き地に突如として現れた小さくて感じのいい家のようだったんです」 (本文より) さよなら、雑誌文化。 ハロー、SNS。 レシピ本。住居。生活。食。モノとの距離。スローライフ。ていねいなくらし。家事。フェミニズム。ジェンダー。読んでいた人たちの、生き方の変遷。 平成から令和へ。 文筆家・木村衣有子がひとつの時代の分水嶺を、雑誌『クウネル』とともに総括する。 文化論のようでいて、極私的な手触りの、ファンタジーと現実を行き来するクウネルと雑誌文化への濃厚なオマージュ。 ・ 著者:木村衣有子 発行:BOOKNERD 四六判変型(188×115) 並製 160ページ
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『私的コーヒーAtoZ』 木村衣有子
¥1,100
・ 新潟県燕市〈ツバメコーヒー〉が手がける「ワイスケドリッパー」と、その誕生を記念してつくられたタブロイド版の読み物『COFFEE DRIPPER MONOGRAPH』がきっかけで編まれた、文筆家・木村衣有子さんによるリトルプレス。 珈琲にまつわる掌編小説、短歌、エッセイなどAからZまでアルファベット順にまとめられています。 目次: A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip E たまごサンド/egg salad sandwich F ネル/flannel G 午後/gogo H ペーパードリップ近現代史/history I 淹れる/ireru J コーヒーゼリー/coffee jelly K 喫茶店/kissa L レモンケーキ/lemon cake M 混ぜる?/mazerunakiken N この世にある飲みものの中でも/nomimono O 女のコーヒー/onna P パンケーキ/pan cake Q 問い/question R 焙煎、深煎り、浅煎り/roast S スタバとそねみ/starbucks coffee T 手間/tema U うちのコーヒー/Uchi Café? V 円錐形 W ワイスケドリッパー/wire skelton dripper X 旧Twitter Y 夜/yoru/短歌 Z 雑誌/zassi ・ 著者:木村衣有子 発行:はるあきクラブ 初版:2024年2月 A5判 / 48ページ
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『底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルク通信1号から150号まで』 木村衣有子
¥1,760
文筆家・木村衣有子さんによる、新宿のビア&カフェ ベルクが発行するフリーペーパー「ベルク通信」の書籍化。ベルク通信1号から150号までからよりぬかれたエッセイや短文がまとめられています。 * 木村衣有子 編 発行:2021年 木村半次郎商店 130mm × 188mm / 136ページ
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『地獄のパルタージュ地点』 芍薬アカデミー
¥1,100
会社づとめを辞めて芸人の道を歩むことを選んだ、お笑いコンビ〈写実派〉の芍薬アカデミーさんのエッセイと日記の本。 「苦労もあるけど、希望に満ちた」のようなものでもなく、「この道」を選んだこと、その結果のその後から現在までの日常の中での出来事、出会う人、思うこと、感じることなど、希望のようなものは希望として、苦しいことは苦しいこととして、そのままに書かれていると思います。 たぶん、誰にとっても生きているということは、良いことも、悪いこともどちらもあって、どちらかをどちらかで包み込んで総括できるものでもなく、生きる、あるいは生きているというのは、そういうことだよねという感覚とともに読みました。 誰かの日常や人生のことを本で読むとき、参考としてなぞるよりも(なぞること自体できないし、詮なきこと)、「そういうこともあるよね」と肯定することが、自分を肯定することのようにも思いました。 ちなみに著者の芍薬アカデミーさんは、昨年交点でも出版記念展を巡回してくださった、写真詩集『東京』の詩を担当されたMAIさんです。 ・ (以下、著者による紹介文) 『地獄のパルタージュ地点』 エッセイ8編と2023-2024年の日記をまとめた小冊子。 会社員をやめてお笑い芸人をやると決めた頃、ライブに出演する日々、相方のこと、誰にもしてこなかった話。 地元の新潟から二度目の上京をした。 ままならない生活とは裏腹にわたしはこんな毎日をどこかで求めていたのかもしれない。 光っていて残酷で愉快な失敗に溢れた日々を。 B6サイズ76ページ 2024年11月 発行 ・ 著者:芍薬アカデミー B6版 ソフトカバー 76ページ 初版:2024年11月
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『家の顛末』 石田諒
¥2,640
(出版社紹介文を引用) 第1詩集 茎と葉と わずかに華奢な花 かたわらに女ふたりの立ち姿 ひそひそ話の声がする (「喉のつかえ」) たしかに見える、草むらのたくらみ、畳のおもねり。 たしかに伝わる、こぶしくらいのかたいくやしさ。 詩のねばりづよい息継ぎが、生の足場を大きく広げる。 ――杉本真維子 父の失踪、母の急死、私は22歳で世帯主になった――。人生の起伏あるドラマの先に差し出される新詩集。装幀=二月空 ・ 著者:石田諒 装幀:二月空 初版:2024年9月 四六判上製 / 96ページ
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『美味しさの傾き』 仔鹿 室原卓弥 ・ 室原沙采
¥1,760
交点の喫茶のグラスワインのセレクトもおねがいしているワインショップ 〈仔鹿〉を京都で営む室原さんご夫妻。2021年発行の『2020年2月、ワイン屋がオーストリアを訪ねた記録』につづく紀行エッセイ。ワインを訪ねてオーストリアを旅した日々を綴った1冊です。 * 発行:2023年 仔鹿 著者:室原卓弥 写真:室原沙采 176ページ / 115mm×170mm
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『私運転日記』 大崎清夏
¥1,980
・ 中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めて丸ごと一冊日記の本。 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。 “たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う” “忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる” (※出版社による紹介文を引用) ・ 著者:大崎清夏 発行:twililight 初版:2024年3月 148mm ×128mm / 168ページ




